美味しさの秘訣は、
生産者さんとの関係性

〈わたす日本橋〉ダイニング&バル
シェフ生稲恵太

お客様に届けたい大切に育てられた食材の魅力

〈わたす日本橋〉が出会った東北の食材は、米・野菜・肉・魚介類・果物と、全て四季折々の多彩な魅力を持った食材ばかりです。そして、それらの食材を育てている生産者さんたちにお会いしてみると、皆さんとにかく仕事に対して、そして食材に対して、とても熱意があると感じました。食材のことを話しながら見せてくれる嬉しそうな表情から、地域のこと、家族のこと、大切な人たちのことを想っていることも感じられ、印象に残っています。

私たちは、そうして大切に育てられた食材の魅力をどのように伝えていくか、常に考えて調理しています。現地でおすすめしている食べ方や合わせている調味料について、実際に尋ねてみたり、調べてみたりしながら、アレンジも含めてメニューを考えています。

メニューを考えながら深まる関係性

実際に、生産者さんたちに相談させていただきながらメニューを考えていくのですが、そのやり取りをしていくうちに、それぞれの生産者さんとのコミュニケーションが深まっていくことも、私たちの喜びの一つです。

例えば、竹鶏ファームさんからは、鶏の調子によってわずかに変化している卵の状態を事細かに教えていただいたり、庄子農園さんからは、あまり馴染みのなかった野菜をどう調理しているのか尋ねたところ「家ではこう食べています」と写真付きのメールをいただいたり。そうしたやり取りからもあたたかさを感じますね。

生産者さんたちと連携しながら、これからももっとたくさんのメニューを生み出していきたいです。鮮度の良い鮮やかなマグロを活かすために、もっとマグロに特化したメニューも考えていきたいですし、お肉も部位によって味わいが異なるので、新たな部位を活かしたメニュー開発もしていけたらと思っています。ヤマウチさんとは、実際にお会いした際に「炊き込みご飯やご飯のお供を共同開発していきたい」と盛り上がりました。

こうした連携によって生まれるお料理は、どれも胸を張って提供できる自信作ばかり。東北から産地直送の新鮮な食材をふんだんに使った、和洋折衷のお料理をご用意して、皆様のご来店をお待ちしております。

生産者の心のこもった食材を〈わたす日本橋〉で、
ぜひご賞味ください。

青字は生産者さんよりご提供いただいている食材です。
掲載の情報は2023年10月現在のものです。仕入先、食材、提供メニューについては状況により変更となる場合があります。

  • (有)竹鶏ファーム

    アミエビと竹鶏卵のシーザーサラダ、スモーク盛り合わせ、焼きチーズリゾット 海苔のクリームソース

    竹鶏卵・米・燻製卵

  • 庄子農園

    ランチディナー各サラダ、各付け合わせ、小鉢などメニュー全般

    各種野菜

  • アントラークラフツ

    イベント時には、鹿肉のラザニア、鹿肉のハンバーグなど

    鹿肉(※イベント時)

  • たみこの海パック

    殻付き牡蠣の蒸し焼き、三陸魚介のペペロンチーノ、スチームプレート

    戸倉っこ牡蠣・乾物パック

  • (株)臼福本店

    ランチお刺身、丼・メバチマグロとアボカドのクリームチーズタルタル・本日のお刺身盛り合わせ

    メバチマグロ

  • (株)ダイチ

    ランチディナー各ハンバーグ、漢方合挽き肉と仙台味噌の和風ボロネーゼ

    漢方合挽肉・漢方和牛入りソーセージ

  • 亀山精肉店

    いわい鶏のコンフィサラダ仕立て、各コース料理メニュー

    いわい鶏・八幡平ポーク・いわて五つ星牛・仙台牛

  • 宮城県漁業協同組合

    スチームプレート、ランチディナー各コース料理メニュー

    銀鮭・太刀魚

  • (株)ヤマウチ

    ランチお刺身、本日のお刺身盛り合わせ、水蛸と季節野菜のフリットミスト

    水蛸・燻製(牡蠣、ホヤ、マダコ)・三陸わかめ・三陸アミエビ