「わたす日本橋」の活動を
支えてくださっている方々からのメッセージ。

第1回 小野寺邦夫さん

小野寺邦夫さん

地域の産物が輝き、「本物のよさ」を 発信する拠点が「わたす日本橋」です。

「わたす日本橋」は、南三陸を含む各地の産物が輝く場です。その場づくりを担わせていただき、山と海に育まれた南三陸杉を、「わたす日本橋」の内装に使っていただきました。内装材は毎日お客様が目にするものなので、「南三陸らしさ」にこだわり、淡いピンク色が上品な風合いを醸し出す南三陸杉の中でも、最高の材を選りすぐりました。

杉は日本でしか見られない木で、「隠された日本の財産」を意味する「クリプトメリア ジャポニカ」という学名をもちます。杉は気候風土に左右されるので、土地によって特徴が異なります。南三陸では、海からの風「やませ」が天然のミストとなり、その水分によって杉がよく育ちます。南三陸杉は年輪が密で、幹が太らずに上にすっと伸びるため、立ち姿が美しく「美人杉」と呼ばれています。製材したときも木目がまっすぐなのです。このような特徴は、南三陸の気候風土のたまもので、山と海との関係性がつくったものです。そんな南三陸杉を「わたす日本橋」に提供させていただき、感謝しております。

「わたす日本橋」のみなさんとはまだ実際にお会いしていないのですが、オンラインのやり取りでも人情味や温かさが伝わってきます。ただ内装材を提供するだけでなく、“顔が見える関係”を築くことができ、一緒に店舗づくりをしているような気持ちでした。

「わたす日本橋」には、さまざまなリソースを活用し、いろいろな人と連携しながら、「ほんとうの豊かさ」や「本物のよさ」を発信していってほしいと思います。それが多くの人に広がっていったらうれしいですね。

小野寺邦夫 (おのでら くにお)

丸平木材株式会社 代表取締役。
東日本大震災で本社と工場を失ったが、約1年後に事業を再開。
木や自然に関する深い知識と人の心を動かす情熱で、南三陸杉の活用とブランド化のキーパーソンとして活躍。
南三陸杉デザイン塾初代塾長。

南三陸杉について

栄養が少ない岩盤質の土質と、雨が少ない環境で育つ南三陸杉。
あまり太らず、まっすぐに高く、ゆっくりと成長するため、年輪が密になり強度が高いという特徴があります。
そして何より、芯材の薄いピンク色が醸し出す美しさが魅力です。
「わたす日本橋」では内装に南三陸杉をふんだんに使用しています。
南三陸杉の美しさや香りを楽しんでいただければ幸いです。

南三陸杉