「わたす日本橋」は2015年に
「情報発信」と「交流」の拠点として
日本橋に誕生しました。

2011


2012

きっかけ

2011年3月11日、世界をも揺るがす大災害が起こり、多くの人が「こんなとき、自分は一体どうしたら…?」と葛藤を抱きました。そんな中、東京でただじっとしていることが辛くなり、宮城県南三陸町に通い始めた一人の女性がいました。初回はボランティアとして。2回目からは、大好きになった町の方々との約束を守るために。

桜の花

2013


2014

南三陸町に通ううちに町の方々との繋がりが深まり、そのご縁が彼女の会社の仲間にも拡がりました。

そして2014年春、会社の有志が南三陸町にお邪魔する研修がスタート。参加した社員たちは、現地の実情を目の当たりにし、そして数々の出会いを通して、考えました。「大切なのは、“支援する”ことではなく、交流を生み人の輪を広げていくことだ」と。そのような想いを抱いた仲間が集まり、「自分たちも何か役割を担いたい」とプロジェクトチームを立ち上げました。2014年秋のことです。



発信と交流の場を

活動内容を模索する中で、真っ先に取り組んだのが、東京に拠点をつくることでした。東北の情報を発信するとともに、相互の交流が生まれ、つながりが広がっていく場所をつくりたい。そして、日本中に笑顔が広がっていってほしい。そんなプロジェクトメンバーの願いが込められた場所が、「わたす日本橋」です。

2011年3月11日のできごとをきっかけに、さまざまな出会いがあり、それまで見えていなかったものがたくさんあることに気づきました。また、困難の中でも力強く生きる方々から、多くのことを教えていただきました。

それらのことを伝えたい、知ってもらいたい。そして、そこから日本中にたくさんの笑顔が拡がっていってほしい。そのような想いから、「わたす日本橋」のコンセプトは、とても自然に決まっていきました。

2015

「わたす日本橋」誕生

2015年3月3日、「わたす日本橋」が誕生しました。「わたす」は「橋わたし」の意味で、「東北と日本橋をつなぐ橋わたしをする、そして人と未来に心の架け橋をわたす」という想いが込められています。

東北の海の幸や山の幸が堪能できる「ダイニング&バル」スペースと、地域とつながるイベントや、未来を担う若者との取り組みなどを実施する「イベント」スペースを設け、さまざまな交流・つながりが生まれる場所を目指しました。東北を大切な起点にしつつ、日本中、そして世界中に笑顔が拡がっていってほしいと願って…。

○遠隔授業、写真コンクール。南三陸町立志津川中学校の生徒たちとの交流がスタート。 詳しくはFEATURED ACTIVITIESへ

2016

「わたす日本橋」のメンバーが熊本 を訪問

2016年4月に熊本地震が発生。熊本の状況を知るために、「わたす日本橋」のメンバーが9月に熊本にお邪魔しました。被災した地域の皆様からお伺いした数々の貴重なお話は、その後、さまざまな形でお伝えさせていただきました。 わたす新聞・PDFで読む

わたすシアター開催

「東日本大震災を風化させないように」という想いから生まれた企画、「わたすシアター」がスタート。4月に第1回上映会を開催しました。上映作品に選んだのは、岩手県陸前高田市の風景と人々の言葉を記録した『波のした、土のうえ』。上映会後には、監督の小森はるかさん、瀬尾夏実さんを交えて、交流会を行いました。

○避難所運営訓練への参加をきっかけに 南三陸町立歌津中学校が修学旅行で「わたす日本橋」を訪問。
○南三陸町立志津川中学校の生徒たちが修学旅行で「わたす日本橋」を訪問。
○「TOMODACHI米日ユース交流プログラム」で東北・首都圏・アメリカの高校生が来訪。

詳しくはFEATURED ACTIVITIESへ

2017

アジア11か国の青年たちが「わたす日本橋」を訪問

10月、内閣府が主催する国際交流事業、「東南アジア青年の船」事業の一環で、ASEAN10か国および日本の青年たち36人が日本橋を訪れました。三井不動産の「日本橋再生計画」について説明を受けた後、「わたす日本橋」を訪問した青年たちに、「わたす日本橋」の取り組みを紹介し、ランチを楽しんでいただきました。

わたすギフト運用開始

私たちがこれまで出会ってきた東北の魅力を、もっと多くの人たちに伝えたい。「わたす日本橋」の立ち上げの動機でもあったこの想いが、より一層強くなり、南三陸町のご協力者とともに、地元生産者様たちの自慢の逸品を集めた「わたすギフト」をつくりました。贈り物を通して、かけがえのないものを伝え、さらなる“橋わたし”をひろげていきたい。そんな願いが込められたカタログギフトです。パンフレット

2018

銀鮭のコンフィを提供

6月、「Fish & Dish Project」と「わたす日本橋」のコラボレーションによる「銀鮭のコンフィ」が、期間限定メニューとして登場しました。料理ボランティアの会代表・田中健一郎氏(帝国ホテル総料理長/当時)監修のもと、1年にわたる準備期間を経て完成した一皿。南三陸が誇る銀鮭を低温オイルでゆっくり火入れすることで、本来の旨みや色を保ちながら、生とはまた違った食感・舌触り・芳香を楽しめます。 鮭のコンフィ

○生徒たちの未来に向けた取り組み。 キャリアチャレンジデイ(南三陸町主催)と模擬面談(「わたす日本橋」と一般社団法人クリエイタスとの共催)を開催。
○“ほしい未来”に向けて変化を生みだす「自分と未来を創る探求所」スタート。

詳しくはFEATURED ACTIVITIESへ
わかめしゃぶしゃぶ

2019

わかめしゃぶしゃぶを提供

春が旬の三陸産わかめ。親潮と黒潮が交わる三陸沖は、世界三大漁場のひとつに数えられ、激しい海流がおいしいわかめを育みます。葉肉の厚み、光沢、歯ごたえが特徴的な三陸産わかめを、「わたす日本橋」ではしゃぶしゃぶで提供し、三陸の旬の味を楽しんでいただきました。

我妻和樹監督『願いと揺らぎ』
DVD発売記念 講演会&交流会

民俗学のフィールドワークで南三陸町波伝谷を訪れ、豊かな自然とそこに生きる人々に魅了されてドキュメンタリー映画を製作した我妻和樹監督。2005年から12年間の記録が実を結んだ『願いと揺らぎ』のDVD発売を記念して、4月に「わたす日本橋」で講演会&交流会を開催しました。 講演会&交流会

南三陸町より感謝状受贈

8月、南三陸町の佐藤仁町長が、「わたす日本橋」を運営する三井不動産へご来訪。佐藤町長より、震災後の取り組みに対する感謝状を贈呈いただきました。佐藤町長からは「わたす日本橋」に対しても、「南三陸町をはじめとした三陸沿岸や東北の食材を使って、日本橋と東北をつなぎ、情報発信してくださっていることに、各産地の自治体を代表して感謝意をお伝えしたい」とのお言葉を頂戴しました。 8月、南三陸町より感謝状を受贈

2020

復興バー@銀座に出店

東北をはじめ、災害で被害を受けた各地域のおいしいものを提供し、お客様に楽しく食べたり飲んだりしてもらいながら関わり・つながりを生む「復興バー」。2013年に第1回が行われ、2020年は1月に銀座で開催されました。「わたす日本橋」も日替わりマスターとして出店。その前月に南三陸町で開催された「おすばで祭り」でお会いした「南三陸ワイナリー」様をお誘いし、三陸の海の幸・山の幸を、ワインとともに皆様に楽しんでいただきました。

「わたす日本橋」5周年

3月、「わたす日本橋」は無事に満5歳の誕生日を迎えることができました。お客様、生産者様をはじめ、関わってくださるすべての皆様のおかげです。これからも、人々の心をつなぎ、日本橋から世界へ、未来へ、笑顔をわたしていきたいと思います。

「自分と未来を創る探究所」、初のオンライン開催

「日常をよりよく変化させる“創り手”を育てることで、一人一人の豊かな生き方を実現できる社会をつくる」ことを目的としたプログラム、「自分と未来を創る探求所」。2018年度、2019年度は「わたす日本橋」で行いましたが、3期目となる2020年度のプログラムは、新型コロナウイルス感染症対策のため、初めて完全オンライン開催となりました。

2021

ひろがりをめざして。リニューアルオープン

さらに日本中へ。世界中へ。 日本橋の片隅で多くの出会い・コトが生まれた「わたす日本橋」。このつながり・活動をもっとひろげていきたい。6年目を節目に日本橋室町へ場所を移し、情報フリースペースも新たに追加するなどして、再オープンしました。